映画「A Kid Like Jake」ジェンダー不適合の4才の息子とその両親の物語。あなたならどうしますか?

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あなたの息子が、ジーンズよりプリンセスの服を着たがったらどうしますか?

 

あなたの娘が、プリンセスアニメが嫌いで、戦隊モノが大好きだったらどうしますか?

 

最近はLGBTへの理解が世界的に進んでいますが、それが自分の大切な子どものことだったら?

 

もし、あなたの小さなかわいい子どもが「ジェンダー不適合者」だったら?

 

あなたならどうしますか?

 

この映画は、そんな大きな問いかけをあなたに投げかけます。

 

理解しなければいけないのは、頭ではわかっているけど、

 

まさか自分の子どもが??

 

と、多くの親は戸惑うでしょう。

 

でも、これからの時代(自分の趣味嗜好を表現しやすくなった現代において)、そういった子どもが出てくることも多くなるでしょう。

 

自分の子どもの場合もあれば、子どもの友人の場合もあるでしょう。

 

そのとき、あなたはどういう気持ちで、彼らと接しますか?

 

この映画、「A Kid Like Jake(ア・キッド・ライク・ジェイク)」はそんな気持ちの準備をしてくれます。

 

 

ニューヨークでなんの不自由もなく、幸せに暮らす夫婦と彼らの4才の息子ジェイクが主人公です。

 

その男の子は、ごくごく普通の健康的な男の子です。

 

彼が「スカートを履きたがる」ということを除いては。

 

ジェイクは、おもちゃの車よりディズニープリンセス、ジーンズよりスカートを選び、両親を困惑させます。

 

「いったい、うちの子に何が起こっているの?」

 

色々と調べてみると、ジェイクは「gender expansive(ジェンダー・エクスパンシブ)」といわれる存在であることがわかります。

 

「gender expansive」とは、ノンバイナリージェンダーとも呼ばれ、自分ことを男とも女ともはっきり感じられない、両方の性質を持った「第三の性」と呼ばれています。

 

トランスジェンダーは、生まれたときの性別とは別の性別を望みますが(体と心の性別が別)、ジェンダーエクスパンシブはそうではなく、男性でも女性でもないのです。

 

そんな複雑な「性」を持って生まれたジェイクと両親の物語です。

 

ジェンダーとはなにか?

 

子どもにとっての最良の環境とはなにか?

 

親と子どもとの向き合い方とは?

 

様々なアドバイスをこの映画から感じることができそうです。

 

子どもがいる親ならば、特に子どもが小さいなら、今のうちに見ておいた方がいいです。

 

世の中には偏見が満ち溢れているのですが、みんなそれを常識だと思っているので、偏見であることに気づかないのです。

 

それが偏見であり常識でないと指摘しても、なかなか理解をすることができません。

 

なぜならば、TVというメディアをみんな小さい頃から見ているので、価値観が同じように固まってしまっているんです。

 

子どものうちから、様々な価値観に触れさせて、世の中には常識というものは存在していなくて、一人一人の意見が存在しているだけなんだということを理解させるべきです。

 

常識とは「多くの人が信じている幻想」なのです。

 

「A Kid Like Jake」予告編

 

70年代のNASAで活躍した女性職員の描いた名作「ドリーム」のオクタヴィア・スペンサーも出演しています。

 

アドバイザーというか先生というか、そんな役で出ているようですね。

誰かを助けずにいられない!みたいなそんな役がはまりますよねー。

最近、一番大好きな俳優です。

 

彼女が出演しているだけで、この映画を見る価値があります。

 

夫婦役の妻はクレア・デインズ、夫役はジム・パーソンズ。

 

ジムはオクタヴィアと「ドリーム」で共演していますね。

 

オクタヴィアの嫌味な同僚を演じていましたが、この映画ではすっかりいいパパ役ですね。

 

この二人の共演も楽しみだなー。

 

全米公開は6月8日です。

 

参考記事

www.firstshowing.net