出産後、奥さんの性欲が減退し、そのままセックスレスになるというケースは多いです。
私達もそうなりつつありましたし、周り友人夫婦達に話を聞いても意外と多いです。
出産後の性欲の減退にも「オキシトシン」が影響しているそうです。
子育て世帯の悩み事には必ずと言っていいほど出てきますね。
子育てをしているとオキシトシンが大量に分泌され、この幸せホルモンや抱擁ホルモンと言われる物質によって、旦那さんとのセックスがなくても十分に幸せを感じることができるようになるのです。
オキシトシンはセックスによっても分泌されますので、出産前に夫婦間のセックスによって分泌されていたオキシトシンは、子育てによるオキシトシンに置き換わってしまったのです。
よって、子育てが終わればオキシトシンの分泌も出産前に戻り、セックスレスもなくなるかもしれません。
でもセックスレスに悩む男性にとっては、そんな先まで待ってもいられませんよね。
妻とセックスができないのは辛いですし、他の女性と浮気をするわけにもいかないですし。
オキシトシンに関してはホルモンの話なので、我々にはどうしようもありません。
奥さんがセックスを拒否するのは、オキシトシンのせいだと分かれば多少は理解できるようになります。
では、奥さんがオキシトシンがない状態ならば、セックスレスは解消されるかもしれません。
子育ては終わってませんので、人為的にオキシトシンが分泌されない環境を作るのです。
オキシトシンは子供と触れ合っているときに分泌されます。
なので、まずは子供から離れる環境を作ります。
例えば、自分達の両親やシッターや預かり保育などに子供を預けて、2人だけで外出するのです。
昼間は子供と触れ合う幸せな記憶が呼び起こされそうなので、不安な気持ちになりやすい(オキシトシンを求めやすい)夕方から夜がいいと思います。
そして、間違っても西松屋やバースデーなどに行ってはいけません。
子供を連想するものから離れて、気持ちも2人のことだけに集中させるのです。
奥さんの好きな雑貨屋さんに行ったり、映画を観に行ったり、お酒を飲みに行ったりと、2人だけの時間に気持ちを集中させるのです。
そして、奥さんがどんなに素敵か褒めてあげてください。
決して古女房みたいな扱いはしないでください。
その努力を諦めなければ、セックスレスを解消するきっかけにはなると思います。
愛するということには、努力が必要だと思っています。
そして、夫婦ならその努力もきっと苦にならないはずです。
「愛すること」に悩んだ際には、この本がおすすめです。
↓