この記事で書きましたが、子供の気持ちに寄り添うことが、子供を素直な気持ちにさせる一番の方法なんじゃないかなと思っています。
子供の気持ちに寄り添うということ。 – futagopapaの日記
では、どうやって子供の気持ちに寄り添えばいいのでしょう?
1.子供がどうして欲しいかを子供に問いかける
2.(答えが分からなかった場合は)
子供がなにを感じているか推測する
3.解決策を提供する
4.反応を確かめる
5.問題が解決しない場合は別なアプローチを試す
この繰り返しかなと思っています。
だいたいぐずっている時はお腹が空いている時か眠たい時なのですが、そうではなくて、親に構ってほしくてわざと行儀を悪くしたり、ケンカをしたり、ものを投げたりするときもあります。
たとえそれが悪いことであっても、「叱る」という行動で親が自分に関心を持ってくれます。
「好き」という気持ちの正反対は「嫌い」ではなく「無関心」なのです。
子供があなたが嫌がることをするのは、あなたのことが「嫌い」だからじゃなくて、あなたがその子に「無関心」だからなのです。
正確には、「あなたが子供に無関心である」と子供が「思っている」のです。
実際に関心を持っていてもいなくても。
本当は無関心ではないんだと思います。
子供のことを愛しているはずですから。
だけど、手の込んだ料理を作ろうと頑張ったり、掃除も洗濯も頑張ったり、子供の教育を考えて習い事をさせたり、そんな忙しい毎日の中で
子供が本当に望んでいることはなんでしょう?
美味しいママの手料理を食べること?
綺麗に整理整頓された家に住むこと?
スイミングや英会話ができるようになること?
本当はもっとシンプルなものかもしれません。
ただ、もっとそばにいて欲しいだけかもしれません。
ただ、もっと自分の話を聞いて欲しいだけかもしれません。
ただ、もっと一緒に遊んで欲しいだけかもしれません。
その子が、自分の子が、何を望んでいるのかを一生懸命推測するんです。
自分が子供に望むことをさせるのではくて、世間からどう思われるかを気にして、自分の行動を決めるのではなくて
子供が自分(親)に何を望んでいるのか
それを元に自分の行動を決めていくのです。
その行動の中には、単純に子供への接し方もあるし、家事の時短もあるし、職場や職種や住む場所を変えるという選択肢もあるのです。
家事、育児、仕事
それら全ての意思決定のまんなかには、「子供が自分になにを望んでいるのか」という柱が立っているべきです。
そこをきちんと考えないと、小手先の技に囚われて、本質的な問題(子供が親に望んでいることはなんなのか?)を見落としてしまいます。
子供の心を推測する力が必要ですね。
でも子供のことを普段からきちんと考えていれば、大体の親はこのポイントは抑えられると思います。
問題は、そんなこと考える精神的余裕も肉体的余裕も無い場合です。
共働きで二人とも通勤に1時間以上かかってあまり家にいられないとか、家事育児の負担が極端に女性に偏っていて、家事だけで時間が埋まってしまうとか
そんな状態だと子供と過ごす時間が少ないので、子供の気持ちを推測する余裕なんて生まれてこないでしょう。
自分の身体のケアさえ危ういと思います。
だからこそ、「子供の気持ちに寄り添うため」に家事時短家電を取り入れたり、職場の近くに引っ越したり、仕事を変えたり、具体的な行動が必要になるんです。
お金がかかったとしても、それは「子供の気持ちに寄り添い、親も子供も健やかで幸せな毎日」を生きるための投資なんです。
その効果はきっと早く訪れるはずです。