今日は「意固地は損をする」ということについて書きます。
夫婦関係とか、友人関係とか、仕事でも「価値観の衝突」というのはよくありますよね。
というか、だいたいのケンカの原因は考え方の違いが原因です。
つまり「価値観の衝突」です。
「自分はこう思う。お前がそう思わないのはおかしい」
というやつですね。
あなたもこう言われたことありません?
もしくはこういうことを言ってしまったことや、心に浮かんだことが一度があるんじゃないですか。
こういう風に頭から相手の考えを否定して、少しも自分の中に取り入れようとしない意固地な態度は、自分自身の人間性を狭めます。
自分の考え方がカチカチに固まり、柔軟性のかけらも持てないようになります。
自分の考え方や思考が狭くなると、人生においての決断の際の選択肢が少なくなります。
知らないことは選べないわけですから。
本当はもっと素晴らしい解決策やコミュニケーションの取り方があるのに、その方法が自分の中にないので、素敵な出会いをみすみす捨ててしまったり、有益な選択肢を持てなかったします。
その結果、自分の人生は豊かになりません。
そして、なぜ豊かになれないのか?
どうすれば豊かになれるのかに気づけません。
もっとひどい人は、「自分自身の人生が貧しい」状態であることにすら気づけません。
意固地でない人は、柔軟に他者の意見を自分の中に取り入れます。
「本当は自分は間違っているかもしれない」
と思うことができるのです。
一方で「間違えているかもしれない自分」を責めすぎることもありません。
客観的に、空の上から自分自身を眺めるように「自分が今どう感じているか?」を外から分析することができるからです。
意固地でない人は柔軟であるがゆえに、様々な価値観を自分の中に持っています。
「そういう意見もあるよね」
とさらっと思えるのです。
様々な価値観を自分の中に持っているので、色々な決断をするときに様々な角度から物を考えることができ
その時その時で、ベストもしくはベターな決断を下すことができます。
価値観は日々変わることを知っています。
人によって価値観が異なることを知っています。
自分が根っこで大事にしている価値観と、その価値を知っています。
でも、その根っこの価値観も常に疑い、日々、自分自身の思考や価値観をアップデートすることを忘れません。
昨日と今日で価値観が変わることを恐れません。
そういう人は、人生で得をします。
そうなれない意固地な人は、人生で損をします。
僕もこのことは忘れそうになる時があるので、気をつけようと思っています。