子どもに好きなことをやらせて、それを続けられるような環境を整えてあげれば
いずれその分野で食っていけるようになり
よりその分野で成功しやすくなるという話を書こうと思います。
美術じゃ食っていけないとか、結構昔から言われていますが、あれって嘘なんですよね。
普通に生活できます。
というか、普通以上の収入が手に入ります。
僕のまわりの人間には、アートが好きで美大や美術系の専門学校を出て
卒業後は商品企画の仕事やデザイナーなどをやっている人もいれば
プロのカメラマンになって、きちんと生活できている人がたくさんいます。
簡単にいうと3つのポイントがあります。
1.好きなことは続けやすいため、他の人間より上達が早い
2.上達が早いため自分に自信がつく
3.いずれ誰かがそれを仕事にしてくれる
1つずつ見ていきますね。
好きなことは続けやすいため、他の人間より上達が早い
子どもも大人もそうですが、好きなことってずーっとやってられますよね。
特に子どもは大人よりもずーっとやっていられますね。
これって、自分の限界を知らないし、周りと自分を比較することも少ないから、あきらめることを知らないからなんです。
僕は子どもの頃、絵を描くのが大好きだったんですが、「絵では将来食っていけない」と親から散々言われ、絵画教室に通いたかったのですが、それも拒否され、自分のスケッチブックに延々と好きな絵を描いていました。
大人になってから、子どもの頃からやりたかった「絵画教室」に通うという夢を叶えたのですが
ちょっときつかったですね。
もう、あの頃のような情熱がないんですよね。
絵を描くのって、かなり集中力を使うんですよ。
簡単にはうまくならないですしね。
自分の絵がそんなにうまくないってわかるので、余計いやになるんですよね。
絵を好きな人じゃない人よりはうまいとは思いますが、それでももっとやろうという気持ちじゃもう湧いてこないんですよね。
絵を描くのは好きなんですが、上達してやろうという気持ちがもうあまりないというか。
これが子どもだったら、猿のようにハマっているんですよね。
他者と比較することも、自分の絵がうまいとか下手とか考えることもなく
そんなこととは関係なく、自分が周りと比べてうまいからとかではなく
「絵を描くことが純粋に好き」なわけなので。
やっぱり、その気持ちがあるうちに、その分野を思いっきりできる環境を整えて
「純粋な好き」な気持ちがあるうちに上達して、他者から比較されはじめるまでに、自分にある程度の自信をつけさせておいた方がいいなと
自分の経験を踏まえても思います。
この「絵を描くことが純粋に好き」という気持ちですが
親の態度次第で、この気持ちを簡単に奪ってしまうことができます。
この記事で描いたように、絵を「上手だね」とほめられると
「自分が絵を好き」なのではなく、「ほめられることが好き」なので
「ほめられるために絵を描く」という脳内回路に切り替わってしまうそうです。
そうなると子どもは絵を描くことをやめてしまいます。
他にもほめられることはありますしね。
そうやって、(いずれその分野で大きな成功をするかもしれない)自分の好きなことをどんどんと忘れていってしまうのです。
出来上がった作品について「上手だね」とほめるのではなく
「素敵な絵だね」
「きれいな色だね」
「おもしろい絵だね」
「ママは(パパは)この絵が好きだなー」
と出来上がった作品についての「感想」を伝えるのが効果的です。
そうすることで、子どもの「好き」という気持ちを育てることができ
続けることで上達していきます。
上達が早いため自分に自信がつく
自分の好きなことを続けていき、上達をしていけば、自分に自信がつきます。
自分はこれが得意なんだと。
そして、なにかの分野で自信がつけば、他のことをやるときにもプラスの効果があります。
すでに成功体験があるわけなので、はじめから「自分にはできない」と思い込みません。
それに、その他のことを上手にできるようになるまでに簡単に諦めたりもしません。
友人にカヤックの日本代表選手だった人間がいるのですが、彼は10代になる前から川でカヤックをやっていました。
平日は学校帰りに、休日は朝から晩までカヤック漬けです。
友達はゲームをしたり、街に遊びにいったりしているのに
彼はずーっと奥多摩の川でカヤックを続けていました。
なぜそんなに続けられたのかと、彼に聞いたことがあります。
「これなら大人にも負けない」という自信があるから、ずっとやっていられた。
と彼は言いました。
つまり、好きで得意なことは上達が早いため、自分に自信がつき
その自信によって、さらにその好きで得意なことにのめりこみ
ますます上達していったのです。
好き→練習→得意→自信→好き
好きだから練習し、得意になり
それが自分への自信につながり
自信があるから、それをさらに好きになる
というプラスの循環が「好きなことをやる」 ということにはあるんです。
そうやって、簡単に何かをあきらめたりしないようになります。
他のことをやるときにも
「これならあと10回やればできるようになるな」
とか
「こうすればもっとできるようになるな」
などと目算が立てられるようになります。
それに、これが一番重要ですが、「継続する力」というのが
好きなことを続けることによって手に入れれるんです。
この継続する力によって、他のことでもできるようになりやすいんです。
いずれ誰かがそれを仕事にしてくれる
この記事で詳しいですが、好きなことを続けていれば
いずれ誰かがそれを仕事にしてれたり
仕事にいつまにかつながったりします。
僕の友人に尋常でないほどのゲーム好きな人間がいるのですが
子どものころからゲームが好きで
小学校の夏休みはマリオカートの新記録を打ち立てるための一日中ゲームをしていたそうです。
そのせいで、彼の指の軟骨はすり減っています。
コントローラーの握りすぎですね。
そんな彼は、大人になってからゲーム会社からゲームソフトのパッケージの仕事を依頼されたりなど、ゲーム会社からの仕事を多く受けるようになり
それがきっかけとなり、収入を大きく増やすことができるようになりました。
子どもの頃から好きだったことって
他の人間とは差別化された
すっごい強みになっているんですよね。
なかなか本人は気づけませんけど、周りの人間にできないけど、その人ならできることってたくさんあるんですよね。
それが仕事につながりやすくなるんです。
これは自分が社会にでてみるまで気づきませんでした。
でも、よく考えると世の中にはいろんな業界の会社があるので、自分が好きな業界もあるし、その業界にはいくつもの会社があって、その会社にはいくつもの職種があるんです。
それだけあれば、自分の強みを活かせる仕事がきっと見つかります。
それに強みをもった人間は会社に縛られずに、自分で仕事を作り出せるようにもなります。
それができるようになると、会社員よりももっと大きい収入を手に入れられるようになります。
子どもの好きなことを伸ばしてあげましょう。
そして、なによりも好きなことに親が熱中すれば、その熱は子どもに伝わっていきます。
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