子どもたちが3才くらいの頃から、自分たちで絵本を本棚から選ぶようになったのですが
普通の大人向けの本棚って、背表紙しか外から見えなくて子どもが本を選びづらいんですよね。
なので
表紙がちゃんと見える絵本棚を、ディアウォールを使ってキッチンカウンターの下に作りました。
これがぼくが作った絵本棚です。
同じくキッチンカウンターの下を利用して絵本棚を作る人のために、簡単に作り方を書いておこうと思います。
目次
材料
まずは材料ですね。
・両側の板はツーバイフォーという板を2本使っています。
・本を置く棚部分の板はワンバイフォーという板で、ツーバイフォーよりも薄い板です。
・本が落ちてこないように支えにしている丸棒は直径12ミリの丸棒です。合計4本使っています。
・ツーバイフォーはディアウォールというものを使ってキッチンカウンター下に取り付けます。
・ワンバイフォーの棚は棚受けというものを使って止めます
材料は以上です。
これらをホームセンターで買いましょう!
ツーバイフォー材なんて数百円なのでかなり安いです。
次は作り方ですね。
1. ツーバイフォー材のカット
キッチンカウンター下のサイズを測って、その長さから4cm引いたサイズでツーバーフォー材をホームセンターでカットしてもらいます。
2. ワンバイフォー材のカット
棚になるワンバイフォー材を丸棒の長さから2cm引いたサイズで、ホームセンターでカットしてもらいます。
(ぼくは、丸棒をカットせずに、丸棒のサイズに合わせて棚のサイズを決めました)
3. ツーバイフォー材をキッチンカウンター下に取りつける
ツーバイフォー材を2本、ディアウォールを使って突っ張らせます。

この画像だと、棚と棚受けもつけていますが、それは後からでOKです。
まずは、つっかい棒のように、ツーバイフォーをディアウォールで固定させます。

ディアウォールはバネの力で簡単に取り付けることができます。
ディアウォールの使い方はこの記事が詳しいです。
4.丸棒を挟む窪みをツーバイフォー材につける
ツーバイフォーに1cm程度の窪み(穴)をつけて、そこに丸棒を挟みます。
こういった、電動ドライバーを買っておいたほうがいいです。
絵本棚作り以外にも、他にも色々使えます。
電動ドライバーに、こういったドリルアダプターを取り付けて、くぼみ(穴)をあけます。
ドリルビットはダボ錐(きり)とも呼ばれます。
今回は、丸棒の直径に合わせて、12mmのダボ錐(きり)を使いました。
これが12mmのダボ錐(きり)です。
窪みをつけすぎて、穴の深さを深くしすぎてしまうと、丸棒の長さが足りなくなってスコーンと抜けてしますので要注意です!
そのときは、穴をあける時に出た木くずを穴につめちゃえばなんとかなります。
丸棒の高さは実際に絵本を置いてみたりして、絵本が落ちてこない高さに調節してください。
僕は一番上の丸棒は棚受けから12cmくらい、下の丸棒は棚受けから5cmくらいの高さに穴をあけて取り付けました。

穴位置を間違えるとこの写真のように余計な穴をあけてしまうことになります。。。
5. 棚受けをツーバイーフォー材に取り付けてから、ワンバイフォーの棚を取り付ける
ワンバイフォー材の棚を取り付ける位置を決めて、ツーバイフォー材(両側の柱)に鉛筆で印をつけて
このディアウォール専用棚受けを、まずツーバイフォー材(両側の柱)に取り付けます。
そのあとに、棚になるワンバイフォーを棚受けに取り付けます。
こんな感じです。

このときに、棚をカウンター壁面に接するように、棚が奥になるように棚位置をセッティングしないとまずいです。
でないと、後ろから絵本がスカスカ落ちてきます。
ぼくはこれで作り直ししています。
あと、この棚受けをドリルでネジ留めする前に、ワンバイフォーとツーバイフォーの材木にきちんと下穴を開けます。
この電動ドライバーに、別売りのドリルアダプターを取り付けます。
これが、その別売りのドリルアダプターです。
日曜大工をするなら必須ですので、揃えておいた方がいいです。
このアダプターの中で、一番細いドリルアダプターをとりつけて、下穴をあけます。
そうすれば、このぼくの画像のように変にネジがでっぱったりしません。。。
これは下穴を開けずに、むりやりネジを電動ドライバーで開けようとしたため、ネジが入りきらなかったのです。。。

そして、この棚板をとりつけるときには、丸棒が挟まっているので、うまくやらないと丸棒がスカスカ落ちてきます。
ツーバイフォーの両側面の柱をしっかりキッチンカウンター下にディアウォールで固定しておけば、スカスカ丸棒は落ちてきません。
棚を棚受けにセッテイングするときに、両側面のツーバイーフォーの柱と柱の距離をちょっとあけてしまうとスカッと丸棒が落ちてきます。
なので、あまり柱と柱の距離をあけないようにして、棚を棚受けに取り付けたほういいです。
ツーバイフォーの柱をディアウォールで固定したらなかなか動きませんが、そんなときはトンカチでトントン叩くと柱が動きます。
そうやって微調整するといいです。
そんな感じですね!
最初はきっと失敗すると思いますが、ぼくだってDIYなんかやったこともないのになんとかなったので、きっと誰でも最後は作れると思います!
今ではうちの双子(3才半)はこの絵本棚から絵本を選んで「これ読んでー」と言ってくれます。
楽しんで作ってみてください!