奥さんとの産後のセックスレスって辛いですよね。
結婚したばかりの頃は仲が良かったのに、結婚して何年か経つと、恋人から「家族」という意識が強くて、全然そんな気にならなかったり、
子どもが生まれてからは、ますます妻は性欲が無くなったようで、全然その気になってくれなかったり、
セックスはしたいけど、奥さんとはそんな調子だからできなくて、
かと言って、浮気をするわけにもいかないし・・・
そんな気持ち、よく分かります。
また、新婚の頃のような新鮮な気持ちで、奥さんと同じ時間を過ごしたいですよね。
実は、結婚後や産後のセックスレスというのは、今の習慣や考え方を少し変えるだけで、解決することができるんです。
この【産後セックスレス解消】シリーズでは、どのように習慣や考え方を変えていくか、お伝えしていきますね。
夫婦のセックスレスで、毎日悶々とされているなら、この本文を読んで、また再び、出会った頃の気持ちに戻り、心から楽しめる夫婦生活を送れるようにしましょう。
今回は「産後の奥さんがなぜ怖くなるのか?」について、お話ししますね。
産後の奥さんって、夫からみたら、今までとは明らかに違う人間になりますよね。
「なんで、これやってくれないの?」
「なんで、これできないの?」
「もういい!キー!」
こんな感じになった人も多いですよね。
これってちゃんと理由があるんです。
女性は産後に、母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンが分泌されます。
このホルモンによって母乳が出やすくなるわけですが、このホルモンには副作用があります。
人を強気にさせる副作用があるんです。
母グマが子グマを守ろうと、牙を剥くイメージに近いですね。
産んだばかりの子供を守るために、強気になり、大胆になり、子供の命を脅かすものには、恐るものなく立ち向かえるようになります。
子供を守るために、産後の母は怒りやすくなるように設計されているのです。
だから、どうしようもないんですよ。
そりゃー、怖いわけですよ。。。
それに、出産時や授乳の時に分泌されるホルモンであるオキシトシンは、子供を可愛く思えるように設計されています。
だけど、これも副作用があり、他者に対して、排他的になる効果もあるんです。
子育てに積極的じゃない夫に嫌悪感を抱くのも、このホルモンの影響です。
夫の存在が、子供の成長を阻害するジャマモノである認識し、排除しようとするんです。
こうやってみてみると、女性の体は産んだ子供を守るために、色々な仕組みが備わっているんだなーってわかりますよね。
産後に女性は、怒りっぽくなり、自分勝手になる。
それは当たり前なんです。
だから、そのまま受けとめるしかないんです。
ここを男性が自分の気持ちばかりを考えて、「おれが、おれが」と言っていると、夫婦関係に溝ができ、セックスレスになってしまいます。
奥さんがめっちゃ怒っていても、ヒステリックになっていても、
「これはホルモンのせいだ。仕方ない。」
と心の中で念仏のように唱えて、気持ちを落ち着かせるしかないんですよね。
とはいえ、ガマンにも限界がありますよね。
こっちも仕事でトラブっていたり、帰りが遅くて疲れていたりすると、そんな仏のような気持ちになれないですからね。
僕は仕事は定時で終わらせていましたが、夜泣きがひどくて、子どもをあやしていたら朝の5時だったなんて時が何回もありました。
そんな寝不足状態でブラック企業で働いていたら、身が持たなかったでしょうね。
帰りが遅い会社の場合は、転職を考えた方がいいですよ。
ちなみに、いままでのぼくのセックスレス解消を振り返って、経験と進化人類学のエビデンスをもとに書いた「子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、またセックスができるようになる方法」をnoteで書いていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
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