つみたてNISAで教育費を積み立てた場合
「損をしないのか?マイナスにならないのか?」
が気になりますよね。
結論はこうです。
どういうことなのか詳しくみていきましょう!
目次
つみたてNISAで損をするのはこんな時
つみたてNISAをすぐに売却してしまった場合
この金融庁のグラフを見るとわかる通り、20年近く運用すると投資収益率は2~8%に落ち着くというデータがあります。
逆に、5年間しか保有しなかった場合はマイナスになる可能性が高くなります。

つみたてNISAは短期で売却すると損をする!
頻繁に銘柄を買い換える場合
自分が買っている銘柄の基準価額が落ちてきて、逆に上がっている他の銘柄が気になっちゃう時ってありますよね?
でも、基準価額が下がっているということは、安くたくさんの株や債券を買えているってことなんです。
将来、その株や債券の価値が上がった時に大きく資産を増やすことができるんです。
基準価額が落ちてきている時に購入をやめてしまい、他の儲かりそうな銘柄に買い換えてしまうと、結果的に損をします。
今基準価額が上がっている投資信託は「高く株や債権を買っている」ということですから
逆に基準価額が下がっている今の投資信託を買い続けた方が、結果的に資産を増やすことになります。
儲からないからと他の銘柄に目移りすると損をする!
一度に多額のお金をつぎ込んでしまった場合
つみたてNISAは投資信託を毎月決まった金額でコツコツ買い続けるのがキモです。
一度に大量に投資信託を購入してしまうと、「安い時にはたくさん買って、高い時はちょっとだけ買う」ということができなくなってしまいます。
多額のお金をつぎ込んだ「タイミング」が、投資に最適なタイミングだったかどうかなんてわからないですよね。
株価や債権の価値が高い時に一度に多額のお金をつぎ込んでしまうと、価値が落ちた時に資産が目減りしてしまいます。
これはセゾン・バンガード・グローバルファンドという投資信託を一括で買った場合と、毎月コツコツ買った場合の過去実績です。

一括で買うより、毎月コツコツ買った方がリターンが4%高く、30万円のプラスになっていることが過去データからも明らかですね。
でも、リーマンショック級の大暴落がきたらどうなるの?
という不安もありますよね?
では、過去データを見て確認してみましょう。
過去にさかのぼって、つみたてNISAを積み立てている時にリーマンショックがきたらどうなったのか見てみます。

2007年3月から積み立てて約66万になった資産は、2008年10月にリーマンショックによって価値が落ち、約46万円になってしまいました。
20万円のマイナスですね。
ところが、1年後の2009年9月にはリターン(収益率)がリーマンショック前の91%に戻っています。

このようにリーマンショック並みの金融危機がやってきても一年あれば元に戻るわけです。
金融危機は資産を増やすチャンスととらえるべきですね。
仮に、あなたの子どもが大学に入学する18歳の時に金融危機が訪れて、資産が減ったとしましょう。
でも「児童手当とつみたてNISAで教育資金を簡単に貯める方法を分かりやすく解説!」で書いているように
児童手当とつみたてNISAの二本立てで教育資金を貯めておけば、金融危機が去る一年後まで持たせることができます。

・一括で買うと損をする
・毎月コツコツで資産が増える
・金融危機になっても一年で資産は元に戻る
つみたてNISAで損をしない3つの方法
どうすればつみたてNISAで損失を出さないで済むのかを説明しますね。
長期間運用する(最低10年以上)
先ほどの金融庁の資料の通り、5年程度の運用では確かに損失がでます。
でも、20年近く運用すると2〜8%の収益率が出るというデータがあるんです。

出典:金融庁
大学の教育資金は18年は積み立てる期間がありますから、これだけの長期ならこのデータの通り2~8%の年利になるというわけです。
年利3%なら、毎月33,333円(つみたてNISA限度額)を18年間積み立てると、このグラフの通り、234万円のプラスになります。


長期運用だからこそ年利は上がる!
頻繁に銘柄を買い換えない
儲からないからと言って銘柄を買い換えてしまうと、先ほどの話の通り、結果的に損をします。
基準価額が下がっているということは、より多くの株や債権をお得に買えているということですから、あとから大きく資産を増やすチャンスなんです。
気になる銘柄があったら買い換えるのではなく、今の銘柄はそのまま継続し、気になる銘柄を追加で買うようにしましょう。
気になる銘柄は「乗り換える」のではなく「買い増し」をする
毎月少額でコツコツ積み立てる
この図の通り、一括で買うより毎月決まった金額を自動的に買った方が資産は増えます。

実際、つみたてNISAを買っている人のほとんどは3万円以下の少額投資です。



出典:金融庁
毎月少額でコツコツ積み立てた方が資産は増える!
まとめ
つみたてNISAで損失が出る可能性が高い条件がどのようなものか?
・すぐに売却する
・すぐに銘柄を買い換える
・一度に多額のお金をつぎ込む
逆に、つみたてNISAで損をしない方法はこちらです。
・長期間運用する
・銘柄を頻繁に買い換えない
・毎月少額でコツコツ書い続ける
どうでしょう?
意外にシンプルですよね?
でも、このシンプルがなかなかできないのが人間なんですよね。
ついつい、値動きが気になっちゃうし、他の銘柄も気になっちゃうし。
だから、自動購入できるシステムにして、勝手に毎月購入できるように仕組み化した方がいいですよ。
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