奥さんとの産後のセックスレスって辛いですよね。
結婚したばかりの頃は仲が良かったのに、結婚して何年か経つと、恋人から「家族」という意識が強くて、全然そんな気にならなかったり、
子どもが生まれてからは、ますます妻は性欲が無くなったようで、全然その気になってくれなかったり、
セックスはしたいけど、奥さんとはそんな調子だからできなくて、
かと言って、浮気をするわけにもいかないし・・・
そんな気持ち、よく分かります。
僕もそうでした。
また、新婚の頃のような新鮮な気持ちで、奥さんと同じ時間を過ごしたいですよね。
実は、結婚後や産後のセックスレスというのは、今の習慣や考え方を少し変えるだけで、解決することができるんです。
この【産後セックスレス解消】シリーズでは、どのように習慣や考え方を変えていくか、お伝えしていきますね。
夫婦のセックスレスで、毎日悶々とされているなら、この本文を読んで、また再び、出会った頃の気持ちに戻り、心から楽しめる夫婦生活を送れるようにしましょう。
今日は、「男は産後一年は育児に専念しないと、レスからの離婚コース行きになるから気をつけた方がいい。」という話について、お話ししますね。
noteでは、実体験と進化人類学を元にした、妻とのセックスレス解消方法を書いていますので、そちらもチェックしてみてください。
産後の恨み、いつまでも
子どもが生まれてからセックスレスになってしまったという人は多いですが、経験者としては、
産後の一年間は、奥さんから求められるなら別ですが、そうでないなら、無理にセックスを迫らない方がいいです。
なぜなら、あなたの奥さんは、
2〜3時間置きの授乳と家事にボロボロに振り回されて、めちゃめちゃ睡眠不足で、満足に自分のご飯も食べられなくて、
泣いてばかりの我が子に頭を抱えて、早くも育児ノイローゼになり、生まれてから最も辛い時期を過ごしているからです。
こんな時に、セックスを迫ってもムダなんです。
(ちょっと、どっかで勝手に処理してきてよ)と、あなたの奥さんは心の奥で思っています。
男はなかなか分からないんですけど、ここはグッとガマンした方がいいです。
むしろ、ここで妻の体調を思いやって、家事や育児に力を入れないと、ずーっと、ずーっと、奥さんから恨まれるんです。
40代〜50代の知り合い夫婦を見ていると、セックスレスになった人たちのほとんどが、そんな人ばかりでした。
産後の恨みは怖いですからね。
10年後とか20年後に痛い思いしますから、ここは男は頑張った方がいいです。
産後の恨みは怖いですよ。
いつまでも、永遠に離婚するまで恨まれますから。
仕事がきつくてとか、いろいろ男もありますけど、たかが1年ですから。
ここは頑張りどきです。
なんなら、転職も考えた方がいいです。
毎日残業だらけの会社じゃ、育児なんてできないですから。
しかも、育児を「手伝う」んじゃなくて、「当事者」としてガンガンやらないと、中途半端は育児は、逆に奥さんを怒らせることになりますから。
真剣に、当事者として、いつでもシングルファーザーとして育児できるくらいの、心意気で育児をやる必要があるんです。
やりすぎか?ってくらいやって、やっと奥さんから認められます。
本当に、仕事のせいで育児ができないなら、転職した方がいいですよ。
ここで、男は頑張らないと、セックスレスどころか、もはや「敵」としか、奥さんからは見てくれなくなりますから。
ちなみに産後1ヶ月は奥さんが家から出られないので、軽いウツになっています。
このタイミングで家族旅行に連れ出すはおすすめです。
詳しくはこちらの記事に書きましたので合わせてどうぞ。
女性ホルモンによって性欲は減退する
母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンの副作用で、女性は性欲が激減します。
もう、はっきり言ってゼロです。
性欲ゼロです。
そして、授乳時の分泌されるオキシトシンの副作用で、育児に積極的じゃない旦那を、「敵」として見るようになります。
もう、あなたの奥さんは、あなたが出会った可愛い女の子じゃないんです。
あなたの奥さんは、子どもを大切に育てるためには、誰でも何でも犠牲にできる「母」になったんです。
性欲は100%ゼロです。
奥さんにアプローチかけても、「やめてよ」と、手を振り払われておしまいです。
この時に、性欲ゼロの奥さんから邪見に扱われて、心が折れて、その後、奥さんを誘えなくなる人もいますが、
この時期はしかたないんです。
あなたのことが嫌いなわけじゃないんです。
ただ、プロラクチンというホルモンの副作用で、性欲が無くなっているだけなんです。
セックスより睡眠を
子供が生まれてからの1年間は、奥さんは本当にしんどいです。
僕もしんどかったですけど、女性は、家庭のこともやりつつ、夫が家にいない間も子どもから離れられずで、精神的にもかなり追い込まれています。
この時期に奥さんに必要なのは、セックスよりも睡眠です。
2~3時間置きの授乳で疲れ果て、料理に、洗濯に、手伝ってくれる両親や義両親にも気疲れし、生まれてから最もしんどい一年間を過ごしています。
ただただ、眠いんですよ。
その貴重な睡眠時間を、夫の性欲の相手でムダにさせられては、体力がもたないんですよね。
しかも、プロラクチンの副作用で性欲がゼロになっていますから、余計、イラッとするわけです。
これは、産後の女性のホルモンバランスの変化ですが、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)がジェットコースターのように、産後に一気に急降下していますよね。
この二つのホルモンが減ると、自律神経が乱れて、うつ気味になったり、体がだるくなったり、頭痛がしたり、めまいがしたり、眠れなくなったり、胃炎になったり、
もう、最悪な状況になります。
とにかく、奥さんを寝かせてあげましょう。
あなたが、子供の面倒を見ている間に、奥さんを1人で寝かせるなど、できる限り、奥さんを1人で寝かせてあげるようにしましょう。
そして、「ママにとっての「おひとりさま時間」の重要性」という記事でも書いたように
できる限り、奥さんの「ひとり時間」を作ってあげて、1人で気分転換に外出をさせてあげましょう。
絶対に、子供と一緒に出かけさせちゃだめですよ。
そんなことしたら、一生恨まれますから。
育児に家事に妻サービス
とにかく、産後の一年間は、育児に家事に妻の精神的サポートにと、全力投球しないとダメです。
ここで気を抜くと、産後一年経ってもセックスレスになりますし、セックスをするにしても、第二子をつくるためだけに仕方なくすることになります。
そんな関係だと、子供が産まれたあとに、またセックスレスになります。
早く帰れるように、転職をしたり、職務内容を変えたり、時短勤務にしたり、とにかく今までの働き方の常識を忘れて、育児のために、仕事のスタイルを変えましょう。
そして、ルンバに、食洗機に、自動洗濯機に、とにかく機械の力を借りて、家事を効率化しましょう。
そして、一日中、家に引きこもって、言葉の通じない赤子の世話をしている奥さんの話を聞いてあげましょう。
寝るときには、足裏マッサージをしてあげましょう。
とにかく、この一年間は、育児に、家事に、奥さんサービスに、フルコミットしましょう。
セックストライはいつ?どうやって?
授乳をしなくなると、プロラクチンの分泌は減りますから、理論上は性欲が戻っているはずです。
ここがチャンスです。
このプラクチンの分泌が減ったタイミング(授乳をしなくなったタイミング)がチャンスです。
ただ、奥さんはもう1年以上していないので、気持ちの面で、まだそういう気分になれていないはずです。
これは、夫婦がセックスレスになった原因をまとめた表ですが、女性がセックスに積極的になれない理由は、「面倒くさい」がダントツで一位です。
だから、いきなり誘うのではなく、ちょっとづつ、ちょっとづつ、気持ちを上げていく必要があります。
手をつないだり、身体を抱き寄せたり、容姿を褒めたり、恋人になりたての頃のように、少しづつ気持ちを上げていくようにします。
ただ、育児をしている限りは、オキシトシンというホルモンは分泌されますので、育児の手を抜くと、また奥さんから「敵」として認識されてしまいます。
あくまでも、育児や家事の手は抜かずに、奥さんにアプローチをする必要があります。
そうすれば、セックスレスにハマってしまうことはないはずです。
ちなみに、いままでのぼくのセックスレス解消を振り返って、経験と進化人類学のエビデンスをもとに書いた「子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、またセックスができるようになる方法」をnoteで書いていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
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