僕は、妻との最初の出会いの、帰りの電車の中で、
仕事は何しているの?
と聞き、「介護士」と教えてもらったのですが、
その時、心の中ではこんなことを思っていました。
(看護師?あ、違う、介護士か、確か、給料が少ないと言われているよな…)
当時、20代の僕は、結婚するなら、バリバリ稼いでいる人と結婚して、結婚後もお互いに稼ぎ続けたいと思っていました。
だから、一瞬、不安な気持ちになったのですが、結婚して正解でしたね。
僕の妻は、めちゃめちゃ明るいんですよ。
すごい前向きで、人を笑されるのが大好きで、階段を歩いていると後ろからカンチョーしてくるので、
一緒に階段を登るときは、絶対に彼女の後ろを歩くようにしていました。
それに、つまらない嘘をついたり、見栄を張ったりすることもなくて、人の痛みが分かる優しい人でした。
僕は、結婚する前に、元カノに騙されて50万円ほど借金があったのですが、その返済計画を一緒に考えてくれて、無事に返済を終わらせることができました。
(キャッシングカードを作らされて、満額50万円を勝手に借りられてトンズラされた)
そこで、「こいつアホだな。こりゃ早々に見切った方がいいな。」と、別れることもできたのに。
多分、僕よりも妻の方が、僕が全然稼げてなくてびっくりしていたと思います。
当時は、めっちゃブラックでめっちゃ給料の少ない零細印刷会社で働いていたので、給料がすごい少なかったんですよね。
「今年はボーナスが出るぞ!」と社長が言うので、期待していたら、
たったの「0.5ヶ月分」しか出なかったり。
そんな単位のボーナスあるんかい!
細かく刻みすぎだろ!
と、ちょっと面白かったですけど。
今でもネタにしてますし。
出会ったばかりの頃は、お互いそんな感じでブラック企業で働いていたわけですけど、
今では、僕は、超絶真っ白な優良ホワイト企業で働いているし(ブラック企業時代の2倍以上の給料になった)、妻は妊娠中に取った資格で、普通の人の倍の時給で働いているし、
結婚してから、7年。
子供ができてから、4年。
この間で、だいぶ経済的には二人とも成長できたと思います。
僕は、妻と出会ってから、2回転職しているんですけど、いつも妻は応援してくれていした。
僕がやりたいことをやらせてくれるんです。
「今の収入」のことを考えて、短期的な目線でモノを言うんじゃなくて、長期的な目線で(無意識なのか?意識しているのか?)、僕のことを応援してくれるんです。
そういえば、僕がブラックな印刷会社で働いている時に、このひどい現状から抜け出したくて、グロービスというビジネススクールに通っていた時があったんですが、
その時も、一緒に住んだばかりなのに、僕がいつも宿題を家でやっていたり、毎週末は授業で帰りが遅くなるのに、文句一つ言わずに待っていてくれました。
妻も、双子を妊娠して大変だった時に、これからのことを考えて、資格の勉強をはじめ、かなり合格率の低いその試験に一発で合格しました。
妻の人間性のおかげで、僕ら夫婦は収入を増やすことができたと思っています。
お金はあとからついてくるけど、人間性って、あとからついてこないんですよね。
結婚相手を選ぶときは、「お金」じゃなくて「人間性」を選んだ方が絶対にいいです。
そのとき、稼げていなくても、人間性がよくて、向上心があれば、きっと人生は変わりますから。
僕は、僕らは変わりました。
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