子どもが生まれたら、旦那にセックスを拒否されるというのは辛いですよね。
ましてや、自分から誘って断られると、「女性としての魅力がないの?」とプライドがズタズタになりますよね。
「産後に夫からセックスを断られる」という悩みは、なかなか人に話せないですし、人によってはセックスレスが原因で離婚する人もいますから、いったいどうしたらいいのか悩んでしまいますよね。
でも、実は、産後に夫婦がセックスレスにならないための方法があるんです。
この本文では、旦那が産後のセックスを拒む3つの原因と解決方法を書こうと思います
出産後に、夫からセックスを拒否されて辛い思いをしている方は、本文を読むことで、少しでもその辛さから解放されましょう。
noteでは、実体験と進化人類学を元にした、妻とのセックスレス解消方法を書いていますので、そちらもチェックしてみてください。
妻とのセックスに飽きた
これは、男は思っていても絶対言わないけど、言われたら「確かに!」と、99%の男は納得するはずです。
「もっといろんな女とヤリたい!」
口には出さずとも、ほとんどの男がこんなことを考えています。
オスは子孫を残すために精子を運ぶメッセンジャーみたいなものですから、複数の異性とセックスをすることが生物学的には合理的な判断になります。
でも、そんなことやってバレたら夫婦関係はめちゃめちゃガタガタになりますし、
浮気がバレた時の言い訳に「男は精子を運ぶメッセンジャーなんだ!」なんて言うわけにいかないですからね。
でも、残念ながら、本音のところはそうなんですよ。
女性もそういう人がいると思いますけど、1人の人とずーっとセックスしていると、マンネリ化してきて飽きるんですよ。
でも、口にだして言えないじゃないですか。
「おまえとのセックスに飽きた」
なんて。
妻に欲情しない
これは、奥さん側も同じ意見の人がいると思います。
妻に欲情しない。
夫に欲情しない。
というのは。
妊娠して、妻のお腹が大きくなってくると、どうしても昔と同じような目では見れなくなってくるし、
子どもが生まれると、もう毎日が台風みたいな生活じゃないですか。
ましてや、初めての出産に初めての子どもだったら、なにをどうしていいか必死だし、どうしてもそうなりますよね。
そうなると、自分の容姿なんて気にする余裕はどこかにいっちゃうんですよ。
これはもうしょうがないです。
うちの妻も言ってましたが、着るものなんてそのへんにあるものを着るだけなんですよね。
子どもが生まれたのが冬だったので、うちの妻は寒さ対策で、そのへんにある服や帽子やマフラーをめちゃめちゃ厚着していて、
いろんな色がガチャガチャしていて、ものすごい服装でした。
それに、母親ってめちゃめちゃ睡眠不足になるんですよね。
子どもの寝かしつけに授乳に家事にと、ものすごい忙しい日々というか、忙しい瞬間瞬間を生きるので、自分のご飯を食べる時間なんてないんですよ。
だから、人によってはガリガリになるし、また人によってはそのへんにあるものを食べるから、どんどん太ってくんですよね。
そのへんにあるものって、だいたい菓子パンとか食パンとかお菓子とかカップラーメンとかですから、太るものばかりなんですよ。
そりゃ、体型も出産前と比べれば変わりますよね。
こういう奥さんの外見の変化で欲情しなくなったり、また、精神的にも欲情しにくくなります。
妻が妊娠してお腹がどんどん大きくなっていくのを見れば、セックスの対象として見ていた存在が、どんどん変わっていって「母」という存在に変わっていきますから。
そして、子どもが生まれて、育児をビシバシやる奥さんをみて、また家事に育児にビシバシと奥さんから叩き込まれて、
夫婦関係が親子関係に変わっていきます。
子どもみたいに妻をママなんて呼んでいたら、間違いなく、100%、疑いなく、夫婦関係は親子関係になっちゃってますよ。
また、仲が良すぎて友達関係になっちゃう人もいます。
子どもが生まれると女性はたくましくなりますから、女友達というより、男友達のイメージです。
女友達ならセックスの対象ですけど、男友達はセックスの対象になりません。
夫婦はともに育児を頑張る戦友みたいなものですから、だんだんと男女の関係から離れていくんです。
でも、それって、育児という戦いのどまんなかにいると気づきにくいんですよね。
本当に気付かないうちに、男女関係は友達関係や親子関係になってしまうんです。
疲れてそんな気になれない
一般社団法人 日本家族計画協会が行ったアンケート結果によると、男性がセックスレスになった一番の原因は「仕事で疲れている」でした。
出典: 一般社団法人 日本家族計画協会
これは妊活中の男性でも多いですね。
疲れているとそんな気になれないのは、すごく分かります。
分かりますけど、疲れて帰ってきても、家で待っているのが「石原さとみ」だったらセックスできるんですよ。
付き合ったばかりの頃とか、結婚したばかりの頃って、疲れていてもセックスできたんですよ。
なんで子どもが産まれてからセックスできなくなったかというと、疲れの原因が仕事じゃないんですよ。
家庭なんですよ。
仕事内容はたいして変わってないですから。
子どもが生まれたとたんに、世の中のすべての男の仕事が忙しくなるはずないんですから。
子どもが生まれて変わったのは家庭の方ですから。
仕事から帰ってきても、家庭に戻ると疲れるから「仕事で疲れているから」と言うんですよ。
男はストレスがたまると、テストステロンという男性ホルモンがめちゃめちゃ下がります。
このテストステロンが下がると、性欲も下がるんです。
そして、男は育児をするとオキシトシンという「子どもを可愛いと思える」ホルモンが分泌されるんですけど、オキシトシンというホルモンが増えると、男性ホルモンのテストステロンが下がって、性欲が減るんですよ。
旦那とのセックスレスをどう解消させるか?
では、どうするかですが、それぞれ対策を見ていきましょう。
妻とのセックスに飽きた
妻に欲情しない
これらの対応策ですが、あなたが日々変わり続けることです。
ダイエット、メイク、服装、それらに気をつけているとは思うんですが、その上で、今までとは違う新しい魅力を身につけるんです。
本を読みましょう。
どんなに可愛くても、どんなにセックスがうまくても、とっても言いづらいことですが、「知的じゃない女性」と男はずっと一緒にいたいと思いません。
男は女性のセクシーさではなく、セクシーをまとった知性に欲情するんです。
本を読むことで、新しい知識をどんどん取り入れ、自分の生活や性格を日々アップデートしていくんです。
日々成長していくあなたの姿に、夫は新しい魅力を感じ続けます。
ずっとやりたかったことをやりましょう。
子どもがいても、やれる方法はあるはずです。
新しい経験にドキドキするあなたの姿に、あなたの旦那は魅力を感じるはずです。
結婚して、子どもが生まれたら、生活は子ども中心になって、独身の頃のようなわくわくする新しい経験は減っていきます。
それが、あなたの魅力を下げているんです。
あなたは世界の変化に置いていかれているんです。
世界は変わり続けているのに、あなたは子どもが生まれた瞬間から変わっていない。
育児によって、人間的に大きく成長していますが、新しい知識や経験をあつめることはストップしていますよね?
家事に子育てに旦那の相手にと、めちゃめちゃハードな毎日を送っているんですからしかたないです。
でも、そこをちょっと変えるだけで、旦那があなたを見る目は大きく変わるんです。
男は手が届くか届かないかくらいの女を手に入れたいと思うんです。
子どもがいるから、なかなか新しい経験に踏み出せないのは分かりますが、旦那に子どもを預けて、新しい経験に足を踏み出してください。
あなたが変われば、あなたの夫もきっと変わります。
本を読むなら、今はスマホのKindleアプリで電子書籍が読めます。
何の本を読んだらいいか分からない方は、このHONZというサイトがおすすめです。
選ばれた本好きなキュレーターがお勧めの本を熱くおすすめしている本です。
ぼくはだいたいここで見つけた本を読んでいますが、いまのところハズレを引いたことはないです。
特にこの2冊の本は、夫婦関係の修復にとっても役立ちました。
この本は、HONZをチェックしていなかったら出会えなかったですね。
疲れてそんな気になれない
この問題の解決策ですが、この言葉の本当の意味は「家庭が疲れている」ですから、家庭で旦那が疲れないようにしなくてはなりません。
なんで家庭が疲れるかというと、夫婦関係が悪いからですよね。
どうやって、夫婦関係を良くするかですが、理想の夫婦は何かから考えると、
毎日毎日、夫があなたに会いたくて会いたくて、めちゃめちゃ早く家に帰ってきて、あなたのことをかわいいねと褒めてくれて、家事に育児にすごい活躍してくれたら最高ですよね。
そうなるように仕向ければいいんです。
・本当に困った様子で甘えるように「助けて欲しい」と訴える
・「こうしてくれたら嬉しいな」と自分がどうしたら嬉しいかを伝える
・お願いしたことをしてくれたら「ありがとう」と伝える
・夫の尊敬できるところを伝える
・一回言ったら同じことは言わない
これをやれば、旦那は言うこと聞きますよ。
「なんでこれやってくれないの!!!」
と怒ると、男はプライドが傷ついて言うことを聞かないですが、頼りにされてるということが分かると言うことを聞くんですよ。
感謝の言葉を言われると、相手のためになったことが嬉しくて、また同じことをしようとするんですよ。
自分がこんなに尊敬されていると分かると、嬉しくなって妻の言うことをなんでも聞いちゃんですよ。
何回も「これやってって言ったでしょ」と言われると、プライドが傷ついて聞く気が失せるんですけど、一回言われたことは、実はずっと頭の中をぐるぐるしていているんです。
それが、褒められたり、感謝されたりすると、たちまち「よし!やろう!」と言って、頼まれていたことをやりだすんです。
めんどくさいと思いますけど、これは効果があるんで、ぜひ試してみてください。
僕も、思い返すと、妻からの頼まれごとをやったときは、だいたいこれらのどれかがあてはまっています。
こうやって、家庭でも疲れないようになり、家庭で妻に怒られなければ、男性ホルモンも下がらないので、性欲が減ることもありません。
「仕事で疲れていてできない」というのは、「家庭の居心地が悪い」ということなんです。
本当に仕事内容が急変して、忙しすぎるなら、仕事内容を減らしたり、転職したり、別な手が必要ですけど、そうでないなら、これらを試してみてください。
でも
「なんであたしがそんなことやらなきゃならないわけ!?」
「家庭の居心地が悪いだとか、家庭が疲れるだとか、あたしだけのせいなわけ?!」
って思いますよね?
まったく、その通りのごもっとも話です。
男性が妻からセックスを断られないためにやることを、妻の「面倒くさいからしたくない」の本当の理由と解決方法!【産後セックスレス解消】 – KIND OF HAPPY DAYSに書いていますので、そちらも合わせて読んでみてください。
僕は、男は子どもが生まれたら、自分を「使えないバイト」だと認識して、男のプライドは台所の流しにでも捨ててしまった方が、夫婦関係はよくなると思っています。
でも、一方で、ここに書いたように、女性が男性をうまくあやつるテクニックも必要だと思っています。
男も女もそれぞれが、子どもが生まれたら、それぞれに変化したお互いの関係性に柔軟に対応していけば、夫婦関係は破綻せずに済むのかなと思っています。
ちなみに、いままでのぼくのセックスレス解消を振り返って、経験と進化人類学のエビデンスをもとに書いた「子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、またセックスができるようになる方法」をnoteで書いていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
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