夫婦で楽しめるマンガが知りたい。
夫婦が主役のほのぼのマンガを読みたい。
という疑問に答えます。
結婚して何年も経っていたり、子どもができて夫婦の会話がなくなってきたりすると
だんだんと夫婦の関係って変わってきますよね。
気がついたらお互いに思いやりがなくなっていたり、セックスレス になっていたり
うちもそんな時期がありましたが、なんとか乗り越えて三人目がもうすぐ生まれます。
今回は
夫婦っていいもんだな。
って思える、おすすめの漫画をおすすめしようと思います。
ぼくら夫婦がいまでも仲がいいのは、これらのマンガを一緒に読んで
価値観をすり合わせていたことが大きいんじゃないかなーと、最近は考えています。
最近、夫婦の会話がないなー
好きだよとか言われてないなー
もっと夫婦関係良くしたいなー
というかたは、ぜひ夫婦で一緒に読んでみてください。
noteでは、実体験と進化人類学を元にした、妻とのセックスレス解消方法を書いていますので、そちらもチェックしてみてください。
きのう、何食べた?
几帳面な弁護士・筧史朗と、人当たりの良い美容師・矢吹賢二の2人が2LDKのアパートで暮らす毎日を、食生活メインに展開する物語。主人公2人はゲイのカップルであり、メインの食生活以外にも、ゲイが抱える諸事情や、筧家を舞台にしてゲイの息子とその両親がどう向き合うかも描かれている。基本的に毎回一話読み切り。登場人物たちは実際の年月の進みに合わせて年をとっていく。キャッチフレーズは「2LDK
男2人暮らし 食費、月3万円也。-ちょっと増えました- 」。話数のカウントは「#●」。 ストーリー内に於いて毎回かなりのページを史朗の調理のシーンに費やしており、それが話の本筋と密接に関わっているのが特徴。料理のシーンもほとんどレシピ本同然の詳細な描写があり、食材や調味料の代用は何がいいかなどのアドバイスなども折り込まれている。単行本には作品内に登場した料理のレシピも掲載されている。
この話は40〜50代のゲイカップルが美味しいご飯を作っては食べ、作っては食べる話です。
夫婦関係となんの関係があるんかい?
って思うんですが、これがいい話なんですよ。
美味しそうなご飯と、その作り方の話がこのマンガのメインかと思いきや
そんなものは脇役で、本当のメッセージは
家族とはなにか?
なんです。
ゲイのカップルって、結婚もできないし、周りから白い目で見られるじゃないですか。
そんな人たちが、お互いを思いやりながら織りなす、暖かな日常がとっても幸せな気持ちにしてくれるんです。
人の優しさと、家族の暖かさに触れられる素晴らしい作品です。
喰う寝るふたり 住むふたり
町田りつ子と野々山修一(のんちゃん)は交際10年、同棲8年目のアラサー・カップル。互いの事を知り尽くした仲とは言え、それでも擦れ違ってしまう2人。物語は、そんな2人に起こる些細な日常の擦れ違いを男女両方の視点からコミカルに描く。
主人公は高校時代からずっーと付き合ってるけどまだ結婚していない二人が、結婚を決意するまでの話です。
20代後半の男女が付き合うと、自然とちょっとずつお互いに結婚を意識しだしますよね?
その微妙な空気感をうまーくぎゅっと掴んでいる作品です。
もうちょっと、独身のまま気楽に過ごしたい
結婚しなくても、2人が幸せならこのままでもいいんじゃない?
結婚する意味ってなんだろう?
そんなことをついつい考えてしまったことって、きっと誰もがありますよね。
そんな、結婚を決めるちょっと前の男女の、なんともいえないあの空気感を絶妙に表現しています。
結婚へと焦る気持ちと、だけど、ふたりで暮らす、この一日一日の、一瞬の連続の心地良さ。
そんな、あの頃の気持ちをきっと思い出して、主人公たちに
あー!もう!あんたたち甘いこと言ってないでさっさと結婚しなさいよ!
なんて、ついつい言いたくなってしまう作品です。
結婚するだろうけど、だけどまだもうちょっとこのままでいたい。
ふたりでいるときの気持ちのいい距離感や、心地がいい関係がこのまま永遠に続くといいのにな。
と、思えたあの頃はタイムスリップさせてくれます。
読み終えた頃には、きっと今よりも奥さんを旦那さんを大事にしようって思えるはずです。
海街diary
神奈川県鎌倉市で暮らす三姉妹の元に、自分たちが幼い頃に離婚して家を出て行った父の訃報が届いた。次女・佳乃は15年以上会っていない父の死を特に何とも思えず、三女・千佳も父との思い出が殆どなくて佳乃と同じ気持ちだった。それでも長女・幸の頼みで葬式に出るために山形へ赴いた佳乃と千佳は、そこで年齢の割にしっかりしている中学1年生の異母妹・浅野すずと初めて出会う。
既に母も亡くしていたすずは父の再々婚相手の家族と暮らしていた。気丈だが感情を見せないすずに対し、葬儀の打ち合わせで会った亡父の妻・陽子は頼りなく、佳乃はすずの今後について安請け合いする彼女に不信感を抱く。妹2人と違って記憶が確かな幸は父を許せず、夜勤を口実に欠席するつもりだったが、妹からのメールで事情を知ると徹夜を押して急行して葬式に出席する。葬式からの帰り、すずは幸から亡父のことで感謝の言葉をかけられ、堪えていた感情が爆発するように号泣した。幸はそんなすずに「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い、すずは快諾した。
そして、四十九日を済ませた翌週に、父を亡くした地を後にしたすずが鎌倉の異母姉たちが住む一軒家に引っ越してきた。異母妹を「四女」として迎えた香田家の新たな共同生活が始まる。
このマンガは、ぼくが一番大好きなマンガです。
父と母を亡くし、異母姉妹のお姉さんたちと鎌倉で暮らすことになった少女の成長物語です。
家族って素敵
夫婦って素敵
だけど、家族にも夫婦にも闇はあって、その闇の濃さや辛さは本人たちにしか分からない。
どんなものにも光と影がある。
はためには幸せに見える人たちにも、彼らにしか見えない苦しみや心の闇がある。
だけど
人生って、そんな光と影が詰まってるからこそ輝くんだよね。
そして、その輝きを感じることができる人間だけが、生きる喜びを味わうことができるんだよね。
そんなことを、ひしひしと感じられる名作です。
あと、このマンガを読むとめちゃめちゃ鎌倉に行きたくなりますので、注意してください笑
あたしンち
1996年には文藝春秋漫画賞を受賞。2002年にテレビアニメ化、2003年にはアニメ映画化。2010年に3Dアニメ映画化される。物語は、無口でマイペースな父、よくも悪くも大雑把で節約志向の母、地味でオクテであり少しドジな高校生のみかん(あたし)、シャイで恋などには疎いが、ナイーブで理論派、堅実な性格の中学生の弟ユズヒコ(通称:ユズピ、ユーちゃん)で構成された「タチバナ家」を中心に展開されている。他にも個性的なたくさんのキャラクターたちが活き活きと描かれている。話は連載開始直後はみかんと母をメインとした家族中心であったが、家族それぞれの人間関係が織りなすエピソードも描かれるようになっていった。
おまけで、もう一個ご紹介します。
これは完全なギャグマンガです。
作者さんの実話なようですが、めちゃめちゃおもしろいお母さんがでてきて、すごいいい味を出しています。
あー!うちの母もこんなことやってたー!
なんてこともたくさんでてきます。
だけど、映画版はすっごい泣ける名作なんで、見るときはハンカチを忘れないでください。
あなたが思ってるよりも泣かされますから。
Amazonプライムで無料で映画は見れますよ。
このマンガを読んだり、映画を見ると、自分を生んで育ててくれた母親への愛情がむくむくでてきて母親に優しくしたくなります。
家族ってへんなことも嫌なこともいろいろあるけど
やっぱりいいもんだね!
って素直に思えますよ。
このマンガを読むと。
まとめ
おもしろいマンガはたくさんあるけど、人間関係をうまく描いたマンガはそうそうないもんですよね。
しかも、その人間関係に対する考え方が自分と合っている作品となると、さらに少なくなります。
そんな選び抜いた作品だからこそ、これらのマンガのメッセージ性はぼくにとってとっても強いものでした。
だから、ぼくにとってかなり趣味性の高い作品を妻と共有して、その価値観をわかってもらい
妻も一緒に、その作品の価値観や雰囲気やメッセージにどっぷり浸かることで、ぼくら夫婦の絆は強くなっていったんだと思います。
もちろん、一緒に旅行に行ったり、日常の一コマ一コマを一緒に過ごすことで、相手への理解が深まったり、価値観をすり合わせていったということもありますが
それにプラスして、こういったマンガや本を共有することも
ぼくら夫婦にとっては、今となって考えると、いい効果があったんじゃないかなと思っています。
夫婦関係に悩む方はぜひ、手に取ってみてください。
ちなみに、いままでのぼくのセックスレス解消を振り返って、経験と進化人類学のエビデンスをもとに書いた「子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、またセックスができるようになる方法」をnoteで書いていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
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