男って結論の見えない話が嫌いですよね。
これがあーなって、それがこっちがこーなって、それがあれもこうなって・・・・
みたいな話を女性から延々と聞かされると
ついつい
「こうすればいいだろ。」
とドヤ顔で言ってしまうんですが、それをやると、夫婦喧嘩になるんですよね。
なぜ、男は結論の見えない話にイライラするのか?
こないだ、脳科学の研究をされている黒川伊保子さんのお話を聞く機会があったので、そこで聞いた話を元に書こうと思います。
なんで、うちのダンナは私の話を聞いてくれないの?
うちのダンナ、話をしているとすぐボーッとするのよね。。。
という方は、ぜひ参考にしてみてください!
noteでは、実体験と進化人類学を元にした、セックスレス解消方法を書いていますので、そちらもチェックしてみてください。
先の見えない話を聞くと小腸に負担がかかり代謝が落ちる
男性は人から話を聞くときに、その時の「気づき」を小脳に書き込みます。
そして、小脳は小腸と神経が繋がっています。
妻からダラダラと先の見えない(気づきがいつまで経っても出てこない)話を聞かされると、小脳が疲れてきて
その疲れが小腸に影響して、小腸が免疫力をコントロールしているので、疲れによって、免疫が落ちるというわけです。
免疫が落ちると寿命が縮むんですよね。
ということは、男性は妻のダラダラとした話を聞けば聞くほど、寿命が縮むというわけです。
こわっ!
男は「ゴール指向問題解決型モデル」
なんで、男はこうなのかというと、男の脳は「ゴール指向問題解決型モデル」なんです。
「ゴール指向問題解決型モデル」は何かというと、ゴール(結論)を元に問題解決をするということですね。
だから、妻からながーい話を聞いているうちに、無意識のうちに問題解決をしようと市ちゃんです。
だから、気をつけていても、ついつい要らんアドバイスをしちゃうんですね。
男は先の見えない話が1分続くと音声認識が切れる
男は、そんな脳の仕組みだから、先の見えない話が1分続くと、ボーッとしてきて音声認識のスイッチがオフになります。
「ちょっと、私の話聞いてる?」
ってやつですね。
はい、聞いていないですねー。
聞いていないというか、これ以上、先の見えない話を聞くと、命の危険がある(代謝が落ち、免疫が弱まり、寿命が縮む)ので
強制的に、脳が音が聞こえないようにしてあげてるんですね。
狩猟時代の名残が今も男の脳に残っている
男の脳がなぜ「ゴール指向問題解決型モデル」かというと、狩猟時代の名残ですね。
昔、ぼくらがまだマンモスとか狩っていた時代は、命の危険がいっぱいでしたので、そんな時にダラダラ話を聞いているわけにはいかないんですよね。
人の話をふんふんといつまでも聞いていたら、マンモスに踏み潰されちゃいますから。
だから、短い話の中から、要点を抜き出し、問題解決をする力を手に入れることができるようになったんですね。
そして、マンモスを狩ることがなくなった現代でも、ぼくら男の脳は、その頃のままなので、女性との衝突が起こるわけですね。
まとめ
じゃあ、どうするかですが、それでも妻から長い話をされたら、話を聞いてあげる必要があるんですよね。
でも、女性も「こいつは今、命がけで話を聞いているんだな」というおおらかな気持ちで見守ってやってください。
男の脳の仕組み上、先の見えない長い話を聞くことはできないようになっていますので。
この話をぼくらは夫婦で聞いたんですが、これは夫婦二人共がちゃんと分かっているべき知識ですね。
これが分かっていれば、ムダなケンカもしなくて済みますね。
それから、「なぜ、女性は先の見えないグチをダラダラと話し続けるのか?」という話も聞いたので
それは「女性はグチをダラダラ言うことで無意識の内に問題解決をする生き物」という記事のまとめましたので、合わせてどうぞ!
>>女性はグチをダラダラ言うことで無意識の内に問題解決をする生き物
もっと、詳しい話を知りたい方は、黒川伊保子さんの本がおすすめです。
ちなみに、いままでのぼくのセックスレス解消を振り返って、経験と進化人類学のエビデンスをもとに書いた「子どもが生まれて妻とセックスレスになっても、またセックスができるようになる方法」をnoteで書いていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
他の夫婦関係記事はこちらから読めます。