子どもがいると、料理をする時間って、なかなか作れないですよね?
朝ごはんに昼ごはんに晩ごはん。
ただでさえ、家事に仕事に忙しいのに、毎日毎日料理までしなきゃならないなんて、子どもがいる家は本当に大変ですよね。
うちの妻も、「毎日の献立を考えるのが本当に苦痛」と、以前はよく言っていました。
でも、ホットクックを我が家に導入してからは、料理が「苦痛」なものから「楽しめるもの」に変わったと、妻は言います。
妻のママ友も、ホットクックを使うようになってから、こんなことを言っていました。
「キッチンにもう一人(ごはん作りを手伝ってくれる人が)いるみたい」
それくらい、ホットクックは、ぼくら家族の生活をグッと楽にしてくれました。
とはいえ、「これは微妙だな・・・」というデメリットもあったので、そこもご紹介しようと思います。
そんなデメリットを考えても、ぼくも妻も、ホットクックを買って本当に良かったなと思っています。
この記事でご紹介するホットクック(KN-HT24B)はこちら。
目次
ホットクックでできること
ホットクックがあれば、こんな料理が作れるよ!というものを紹介しますね。
カレーやシチューなどの汁物には最高!
材料を切ってボタンを押すだけの、カレーやシチューは本当に簡単に作れます。
しかも、低温でじっくり美味しく作るので、普段料理をしないぼくでも簡単に美味しい料理ができちゃいます。
こんな風に材料をポンポン入れて、スイッチを押せば・・・

カレーのできあがり!

火加減の調整とか一切しなくていいので、本当に楽です。
野菜も柔らかく仕上げてくれるので、うちの子どもも食べてくれます。
確か、3歳くらいから食べさせていたと思いますが、ホットクックは野菜をしっかり柔らかくしてくれて、しかも自然な甘みもあるので、子どもが食べるのを嫌がったことはほとんどなかったです。
汁物は本当に楽で、しかも美味しく仕上がるので最高ですね。
ホットクックでカレーを作っている間に、もう一品作ることができちゃいますから。
うちの場合はヘルシオも使って、おかずをもう一品作っています。
残った豚汁を使った二日目のカレーが絶品!
我が家のコスパ最強ホットクック料理がこれです。
1日目は豚汁をホットクックで作ります。

豚汁もカレーと同じく、材料をポンポン入れてボタンを押すだけでできちゃいます。

だいたい6人分くらい作るので、子ども3人(5歳二人と1歳一人)いても余っちゃいます。
この余った豚汁を、ホットクックの内鍋に入れたまま、そのまま冷蔵庫に保管します。
蓋をして・・・

冷蔵庫にそのままドン!

次の日に、内鍋を冷蔵庫から出して、カレールウを入れてホットクックで温めればカレーのできあがりです!
1日目は豚汁を美味しくいただいて、次の日はただカレールウを放り込むだけで、カレーライスができちゃいます。
二日目の調理が、「カレールウを鍋に入れてボタンを押すだけ」というめちゃくちゃコスパのいい料理です。
子どもがいると、献立を考えるのも、調理をするのも一苦労ですから、この「豚汁からカレー」の流れは、料理をする人の負担をかなり減らしてくれます。
家事の負担が減れば、子どもを怒ることも少なくなるし、夫婦喧嘩も減るんですよ。
うちではそうでした。
我が家の鉄板は「旨味溢れる豚肉焼豚」

これは、うちの妻の鉄板絶品料理なんですが、本当に美味しいので、絶対作って欲しいです。
手作り焼豚って大変なんですが、ホットクックなら簡単に、しかも普通に鍋で作るより全然美味しくできちゃいます。
お客さんが来る時とか、たまに家族だけでも食べたい時に妻が作ってくれるのですが、これは失敗したことがないですね。
いつでも美味しいです。
ホットクックのメリット
実際に2年以上、ホットクックを使っていて思ったメリットを書きますね。
2番目に書いた「朝、夕飯の準備が終わる」というのは、衝撃的でしたね。
火を使わないので赤ちゃんがいても料理ができる
うちには、11ヶ月の赤ちゃんがいるんですが、ハイハイしまくりで、台所にも入ってきちゃうんですよね。
いままでなら、ガスコンロで調理をしているから、「危ないよ!」とそのたびに移動させてたんですが
ホットクックを火を使わないし、フライパンみたいにひっくり返ったりもしないので、調理中に赤ちゃんがいても安心です。
しかも、うちには5歳のお兄ちゃんが二人もいて、彼らも台所をうろちょろするんですよね。
ガスコンロを使っていると、本当に5歳児というは危なっかしくて、ひき肉を炒めていたフライパンをひっくり返してしまったことが一度ありました。
と、いつも思っていたんですが、ホットクックはそんな心配を一切する必要がないので、本当に助かってます。
調理をしている間は、ホットクックにまかせっぱなしなので、その間、子ども部屋やリビングで子どもの相手もできますしね。
・火を使わないので子どもの火傷の心配が要らない
・赤ちゃんがいても安心
・子どもが3人いても安心
予約調理で朝のうちに夕飯の準備が終わる
妻が言っていてびっくりしたのが、ホットクックなら
「朝のうちに夕飯の準備が終わる」
ということです。
ちょっと、なに言ってるかわからないですよね。
うちの妻は、朝起きて朝ごはんを食べて、上のこ二人を保育園に送って行きます。
家に帰るのは9時15分くらい。
そこから、長くても30分くらいで、ホットクックで夕飯の仕込みが終わるんです。
夕方6時になれば、ホットクックが
「ピッーー」
と音を出し、夕飯の完成です。
「大根と豚肉とうずらの煮物」とか

「豚肉の焼豚」とか

「ミネストローネ」とか


これら、ぜんぶ朝のうちに予約調理することができちゃいます。
育休が明けて働き出した人なら、余計助かりますよね。
子どもを保育園に送る前に、夕飯の準備が終わりますから。
仕事が終わって、疲れた状態で保育園に子どもを迎えに行き、元気いっぱいな子どもの相手もしながら、夕飯作りなんて
そんなしんどいことをしなくていいんです。
ホットクックなら。
料理ができない人でも簡単に美味しいものが作れる
ぼくは料理が得意なわけじゃないんですが、ホットクックなら失敗しない料理が作れます。
これは、ホットクックで作ったトマトソースパスタ。

この頃は、3人目が生まれたばかりで夫婦二人ともめちゃめちゃ疲れていましたが、ホットクックのおかげで簡単に美味しいご飯を毎日作れていました。
この写真の奥にいる妻に抱かれているのが三男です。

トマトソース自体はこれです。

ホットクックが来る前も何度か料理はしていたんですが、妻からは
「レシピをしっかり守って作れば美味しいけど、適当に材料入れて作ったあなたの料理は美味しくない」
と言われていました。
レシピをしっかり守って作ればいいわけですが、でも料理って、そのとき冷蔵庫にあるもので作ったりするじゃないですか?
だから、レシピにある材料を完璧に使えるときって少ないんですよね。
でも、ホットクックは低温でじっくり調理をするので、素材のもつ美味しさが引き出されるんです。
だから、その時、冷蔵庫にある適当な材料を切って、適当にポンポン入れて、塩だけ振れば美味しい料理ができちゃうんです。
とはいえ、あまりに適当な材料を入れすぎると失敗するので、ホットクック付属のレシピ本を見ながら作ってはいます。
表紙がビニールコーティングされているので、丈夫な本です。
キッチンに置いているので、よく濡れるんですが、2年経っても破けません。

ミートソースもレシピがあるので、これにならって作れば誰でも簡単に美味しい料理が作れます。
ただ、レシピ通りだと味が濃いめになるので、うちは調味料は塩しか使ってないです。

材料を入れたら、このメニューナンバー通りに、ボタンを押すだけで完成です。

「うちの旦那、料理まったくできないから」
なんて、思っている人でも、きっとだいじょうぶ。
材料切ってボタン押すだけですから、誰でもできます。
火加減の調整とか、どのタイミングでどの素材を入れるかとか
そのあたりが料理は難しいんですが、ホットクックは材料が一番最初にまとめてドサっと入れちゃいますし
大切な火加減の調整は、自動で勝手に完璧にやってくれるので、なんの心配も要りません。
夫も料理の戦力になれば、家庭内の仕事は一気に回り始めます。
ぼくもホットクックやヘルシオで料理をするようになってから、料理にハマってしまい、休日の朝ごはんは必ずぼくが作っています。
たまに夕飯も作ったりしています。
これは休日の朝に必ず作っているスクランブルエッグ。

これはホームベーカーリーで焼いたパンを使ったグリルドチーズサンド。
土日のどっちかの朝はよく作っています。


これもホームベーカリーのパンを使ったサンドイッチ。

これはお昼のお弁当サンドイッチ。

これは手作りカルボナーラ。
長男が大好きで、よく一緒に作っています。

これはメレンゲを使ったフワフワパンケーキ。
子どもたちも妻も、喜んで食べてくれます。

最近はタコス作りにハマってます。
トルティーヤから生地を手作りしてます。


タコスにつけるワカモレも、手作りの方が美味しいですよね。


こういう料理を作ることができるのも、ホットクックのおかげで家事時間が短縮できるからなんです。
家事時間が短縮され、子どもたちや夫婦で過ごす時間が増え、気持ちの余裕が生まれることで、趣味のように料理を作ることができるようになりました。
「料理を好きでやるなんて想像できない」と、今あなたが考えているなら、ホットクックの導入で、その考え方は一気に変わると思います。
少なくともぼくはそうでした。
そのときは、ヘルシオも一緒に導入すると、もっと便利になりますよ。
ヘルシオスチームオーブンのレビューを「使って分かったヘルシオのメリット・デメリット!」にまとめたので、合わせてどうぞ!

ホットクックのデメリット
メリットはいっぱいありますが、「これはちょっと微妙だな・・・」と思うこともいくつかあったので、書いておきますね。
機種(型番)選びにも影響しますので。
蒸し物は味が微妙(特にブロッコリー)

このブロッコリーは鍋で普通に茹でたものですが、ホットクックでブロッコリーを茹でると、色が茶色くなるんですよね。
青々しさがなくなって、しかも茹で過ぎでシナっとしちゃうんですよ。
なので、うちではブロッコリーを茹でるときには、もうホットクックを使っていません。
チーズフォンデュを作ったときも、ブロッコリー以外はホットクックで茹でて、ブロッコリーだけは鍋で茹でました。

サイズが大きいのでキッチンスペースを取る
ホットクックって、そこそこでかいんですよ。
画像:ホットクックホームページ
うちでは、キッチン用にニトリでテーブルを買って、そこにホットクック、ヘルシオ、ホームベーカリーを置いています。
こんな感じです。

使ってるテーブルはこちら。
電子レンジと同じくらいのサイズがあるんですよね。
普通の家庭って、電子レンジ、炊飯器、湯沸かしポットくらいしか置いてないので、スペースが限られていますよね。
でも、ホットクックのために、こういったテーブルを買ってもいいくらいの価値はあると、ぼくら夫婦は思っています。
それは、購入から2年以上経った今でも、変わっていません。
普段料理のレシピ情報が少ない
料理って、うちの妻が言うには「そのとき、冷蔵庫にあるものを使ってなにを作るかが重要」とのことで
それに照らし合わせると、ホットクックのレシピ本に書いてあるものは、お客様が来たときに出しても恥ずかしくない料理ばかりなんですよね。
味付けもちゃんとするために、調味料をあれこれ使うレシピになってるし。
でも、実際、子どもがいる家の普段の料理って、そんなもの一切作らないんですよ。
大根、キャベツ、人参、玉ねぎ、ソーセージが5本
これを使ってなに作ろう?
と、考えるのが日常の家庭料理なんですよ。
「残り物野菜のレシピ」
とか
「調味料は塩だけのレシピ」
とか
もっと、レシピを庶民的な、めちゃくちゃ簡単なものにして欲しいですね。
このレシピ本読んで、「いやいや、こんな手が込んだもの作らんし」
って、思ってしまう人がきっといると思うんですよ。
そうじゃなくていいんだと。
野菜を適当に切って、味噌を入れて、「手動」で「茹で」を選んでピッとボタンを押せばいいだけなんだと。
どっかに書いて欲しいですね。
「庶民のためのホットクックレシピ」って本を出して欲しいですよ。
おすすめのホットクック型番
ホットクックも型番がやたらあるので、なにを選んだらいいのかわからなくなっちゃいますよね。
なので、おすすめ型番をまとめてみました。
ホットクックには1.6リットルと2.4リットルと、サイズが2種類あります。
1.6リットルは子どもがいる家には作れる量が少なすぎるので、2.4リットルを選んだ方がいいです。
ホットクックの2.4リットルは3種類あります。
型番 |
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値段 | 63,000円 | 39,980円 | 36,666円 |
カラー | 赤・白 | 赤 | 赤 |
最大予約設定時間 | 15時間 | 15時間 | 12時間 |
メニュー数 | 155 | 155 | 143 |
メニュー名表示 | ○ | ○ | × |
無線LAN機能 | ○ | ○ | × |
煮詰め | ○ | × | × |
好みの設定加熱 | ○ | × | × |
商品リンク | Amazon | Amazon | Amazon |
※価格は2019年9月段階のものです。最新の価格は「値段」か「Amazon」をクリックしてください。
うちは、一番右側の「24B」を書いました。
メニュー名の表示もないし、無線LAN機能もないけど、ものすごく生活が楽になりました。
上位機種だけにある、メニュー名の表示はこんな感じで、画面にメニュー名が表示される機能です。


一番安い「24B」はこのように数字だけが表示されて、それぞれの料理ナンバーを選択します。
まず、メニュー決定を押して・・

次に自動調理か手動調理かを選びます。
自動はナンバーが振られている料理を自動で作ってくれて、手動は自分で「煮る」「蒸す」「炒める」などを選び、時間も自分で設定します。


自動の場合は決定ボタンを押し、料理ナンバーを選びます。
カレーなら1番です。

次に決定ボタンを押し、スタートを押せば調理が勝手にスタートします。

保温は12時間できるので、朝の6時に調理スタートして、夕方の6時まで保温ができます。
朝のうちに、夕飯作りを終わらせられるわけです。
残ったものは冷蔵庫に鍋ごと入れて、次の日に温め直すのですが、温め方も簡単です。
鍋をホットクックにセットしたら、右上の「あたため直しボタン」を押します。

次に、スタートを押すだけでOKです。

それだけで、15〜20分後に出来上がりです。
無線LAN機能は、音声や画面でメニューの検索ができる機能です。


確かに、数字じゃなくてメニューが日本語で書いてあったら、便利ですね。
うちが使っている一番安い「24B」は、メニューが数字なので、分かりにくいし、メニュー表を見ながら数字を調べるのがめんどくさいんですよね。
これがメニューナンバーです。

これをいちいちメニュー表で調べるのが、めんどくさいんですよね。
それなら、真ん中の価格帯の「24C」を選んだ方がいいと思います。
値段も3,000円くらいしか違わないし。
もし、自分が買い直すなら「24C」を選びますね。
上位機種のもう1つの機能は「好みの混ぜ方、火力、時間」を設定できるというものです。

正直言うと、うちは一番安い「24B」を使っていますが、これですら使いこなしきれてないですからね。
設定通りやっても十分に美味しいものができるので、正直、「必要か?この機能は?」って感じですね。
予算はできる限り抑えたり!でも機能はしっかりして欲しい!
なら、一番安い「24B」で十分です。
一番高い機種の「24E」にだけ、「煮詰め」機能がありますが、これは調理の途中でフタを開けて、水分を「煮詰める」ということです。
材料を放り込んで、ボタンを押して、放っておけば勝手に料理ができているのが、ホットクックの1番のメリットなので
「煮詰め機能」は、調理にこだわりたい人向けの機能で、忙しい子育て世代向けではないなーと感じています。
■調理途中でフタを開ける余裕があるなら「24E」
※値段高いし、子どもがいると忙しいからおすすめしません
■一番おすすめ!メニュー名が日本語で操作しやすい!「24C」
■とにかく価格重視!なら「24B」
※うちはこれを使ってます。
まとめ
ホットクックを買ってよかったことは、妻の負担が一気に減ったことです。
完璧に負担がなくなったわけじゃないですが、毎日の料理がかなり楽になったといつも言っています。
本当に、小さい子どもがいると、毎日の献立を考えるのって辛いんですよね。
うちはヘルシオ(スチームオーブンレンジ)も使っているので、さらに料理の負担が減りました。
掃除もルンバやブラーバを使うと、さらに家事の負担が減りますよ。
うちで使っているルンバのレビューは「ルンバ870を実際に2年以上使ったメリット・デメリット!」にまとめましたので、こちらも合わせてどうぞ。

>>「ルンバ870を実際に2年以上使ったメリット・デメリット!」
ブラーバのレビューは「ブラーバジェット240を実際に使ってみた感想!メリットデメリットを分かりやすく解説!」にまとめました。

>>「ブラーバジェット240を実際に使ってみた感想!メリットデメリットを分かりやすく解説!」
さらに、実際に我が家で使っている時短家電をすべて「妻の負担を劇的に減らす!7つのおすすめ時短家電まとめ!」の記事にまとめましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

>>「妻の負担を劇的に減らす!7つのおすすめ時短家電まとめ!」
★この記事でご紹介した商品リンク★
■調理途中でフタを開ける余裕があるなら「24E」
※値段高いし、子どもがいると忙しいからおすすめしません
■一番おすすめ!メニュー名が日本語で操作しやすい!「24C」
■とにかく価格重視!なら「24B」
※うちはこれを使ってます。