実体験と進化心理学から学んだ「産後の夫婦関係改善」のすべて!
夫婦関係

結婚に努力が必要な理由とは?お見合い結婚と恋愛結婚の満足度から考える。

 

シリタイゾウ
シリタイゾウ

子どもが生まれてから妻(夫)が冷たい。

子どもが生まれてから何年もセックスしていない。

結婚から何年かたつと愛情って自然に冷めるの?

 

そんなお悩みに答えます。

 

ぼくも子どもが2〜3歳ころに、夫婦関係が冷えてきていることに気づき、このnoteに書いたことを実践して、夫婦関係は改善し、自然と3人目も生まれました。

 

今回は、noteにも書いている「結婚には努力が必要な理由」を、「お見合い結婚と恋愛結婚の満足度」に関する調査をもとに書こうと思います。

 

お見合い結婚と恋愛結婚、どっちが満足度が高い?

 

結婚から何年も経つと、愛情が薄れていくことを裏付ける調査が、インドのラージャスターン大学の心理学者ウシャ・グプタとプーシパ・シングによって行われました。

 

彼らは、結婚期間が1年から20年の、50組の夫婦を対象にアンケートを取りました。

 

50組の夫婦のうち、半数が恋愛結婚、残り半数が取り決め婚(花嫁と花婿は結婚式まで相手を知らず、親が子どもに相談せずに結婚相手を決める結婚のこと)でした。

 

アンケートの結果、結婚後1年の場合は、恋愛結婚の方が満足度が高かったですが、期間が長くなるにつれ、取り決め婚の満足度は上がり

 

結婚後10年の場合は、取り決め婚の方が恋愛結婚より満足度が高いという結果になりました。

 

結婚一年目の満足度の比較

 

こちらが、結婚1年目の恋愛感情の強さです。

むかって左側が恋愛結婚、右側が取り決め婚と呼ばれる、結婚相手を両親が選ぶ結婚(日本のお見合いのようなもの)です。

 

恋愛結婚の満足度は70点、取り決め婚の満足度は58点と、この時点では恋愛結婚の方が満足度が高いです。

 

点数の差は12点ですね。

 

恋愛結婚は自分が好きな人と結婚しますから、当初の満足度が高いことは予想通りですよね。

 

取り決め婚は親が決めた人と結婚しますから、当初の満足度は低くなるのは当然ですね。

 

インドでは、取り決め婚が多く、しかも異なるカースト間では結婚が反対されるため、より結婚相手の幅が狭くなります。

 

恋愛結婚をしたい恋人たちが、親や親戚の手から逃げて、2人で生活をするシェルターまで存在するくらいです。

 

最近では、異なるカースト間でも、親を説得して結婚するケースが増えているようです。

 

特にTinder(マッチングアプリ)がインドに上陸して以来、異なるカーストをまたいだ恋愛が増え、インドの若者の恋愛感が急速に変化しています。

 

結婚10年目の満足度の比較

 

続いて、結婚10年目の満足度の比較です。

 

恋愛結婚の結婚から10年後の満足度は40点と、だいぶ下がりました。

 

一年目の満足度は70点ですから、30点も下がったことになります。

 

いっぽうで、取り決め婚の満足度は68点と、結婚一年目が58点でしたので、10点も上がりました。

 

恋愛結婚との差は28点です。

 

結婚から10年が経つと、取り決め婚の方が恋愛結婚より満足度が大きく上がりました。

 

結婚から10年というと、子どもがいる人も多いですよね。

 

せっかく子どもも生まれて、世間的には幸せだと言われる生活をしているのに、なぜ結婚の満足度が下がるのか?

 

と不思議に思う人もいるかもしれませんが、実際に結婚して子どもがいて、結婚後10年くらい経っている人には、なんとなく「あ〜わかる〜」となりますよね。

 

出会ったばかりの情熱の炎は、気づけば小さくなっていて、少しずつ小さくなっていくから、なかなか気づけないんですよね。

なぜ、恋愛結婚の満足度は年々下がっていくのか?

 

なぜ、結婚から時間が経つと、恋愛結婚の満足度は下がり、取り決め婚の満足度は上がっていくのでしょうか?

 

愛し合って結婚したなら、その愛は続いてあたりまえ?

 

愛し合って結婚したなら、何年経っても、子どもが生まれても、その愛は永遠に続いていく。

 

いや、「愛させてあたりまえ」とぼくらは、ここのどこかで思っていませんでしょうか?

 

妻が自分を愛してくれるのはあたりまえ。

夫が自分を愛してくれるのはあたりまえ。

 

と、無意識のうちに思っていませんでしょうか?

 

むかしのぼくはそんなことを無意識のうちに感じていました。

 

「幸いなるときも不幸なときも、富めるときも貧しきときも、病めるときも健やかなるときも、死が2人を分かつまで、愛し合うことを誓いますか」

 

と、誓い合ったならば、永遠に愛されて当然だと。

 

でも、「産後に100%の確率でセックスレスになる3つの理由」でも書いたように、人の恋愛感情は長くは続かないし、子どもが生まれればホルモンも環境も変わるのです。

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ぼくは、この事実になかなか気づけなくて、夫婦関係が破綻し、その後、修復するのに時間がかかりました。

 

たしかに結婚してから何年か経った頃、妻への感情が変化していることに気づきました。

 

恋愛結婚した人ならだれでもわかると思いますが、結婚して何年も経つと、どうしてもマンネリ化してきます。

 

その理由はホルモンの影響が強いので、逆らうことはできません。

 

どうしてもマンネリ化します。

 

でも、そこから抜け出そうと努力をすれば、夫婦がお互いに尊敬しあい、求め合う関係になることができます。

 

取り決め婚の場合は、結婚してから愛を育むことになりますが、恋愛結婚の場合は結婚が愛情のピークです。

 

結婚したなら幸せになるはずだと思うのですが、実際には、結婚が恋愛感情のピークですから、努力をしないと愛はどんどん冷めていきます。

 

このことをぼくがきちんと認識したのは、子どもが3歳になった頃でした。

 

妻が子どもの方を向き、自分の方をもう向いていないことに気がついたときです。

結婚を続けるためには、努力が必要

 

どのような努力をすれば、夫婦の愛が長く続き、セックスレスにならずに済むかは、noteに詳しくまとめていますが

 

妻を「妻」であること、「母」であることから解放することが重要です。

 

ワシントン大学の心理学教授であり、夫婦関係の研究家として有名なジョン・M・ゴッドマン博士は

 

夫婦関係が幸せなものになるかどうかは、夫が子どもが生まれたことによる家庭内の転換を妻とともに分かち合うかどうか、で決まるといいます。

 

70%の妻は、最初の子どもが生まれてから、結婚生活が急激に満たされないものになったと言う。(夫は妻のそうした不満の影響を受け、その後、彼も不満を覚えるようになる。)

この不満は多くのことから起こる。睡眠時間の不足、赤ちゃんに翻弄される日々、いたいけな赤ちゃんを育てるという重大な親としての責任感、母親と仕事との両立問題、経済的な問題、自分自信の時間の消失などである。

不思議なのは、67%の新しい母親が惨めだと感じているのに、33%の母親がこの変換を難なく無事に成しとげていることだ(事実、ある母親たちは、子どもを持ったことで結婚生活がより充実したと言っている。)

私たちが新婚から8年間にわたって、130組の夫婦の結婚生活を追跡調査したところ、「手りゅう弾」が爆発してから、かえって夫婦仲が良くなったという秘けつを知ることになった。

この秘けつは、たとえ赤ちゃんが泣き虫であろうが、手のかからない良い子であろうが、母乳で育てようが、人工栄養で育てようが、家で育てようが、託児所に預けようが、赤ちゃんの人格や養育方法とはまったく無関係である。

妻の結婚生活に対する不満と満足を分けるものは、夫がこの変換を妻とともに分かち合うか、妻だけにその変換を押しつけるかにかかっている。

(ジョン・M・ゴットマン&ナン・シルバー著 第三文明社「結婚生活を成功させる 七つの原則」より)

 

ぼく自身も、夫婦関係が劇的によくなったきっかけは、妻の負担を減らそうと家事や育児を積極的におこなったことでした。

 

最終的には、3人目が生まれたときに3ヶ月の育休をとったことで、妻との間にいままでにない一体感が生まれ、心から理解し合えるようになりました。

 

おとこはぼくもそうですが、家事や育児をちょっとでもやると、妻から褒めてもらいたがりますが

 

褒められることはなく、「足りない」「もっとやって」と言われるだけです。

 

なぜなら、それでも妻の方が何倍も負担が大きいからです。

 

朝ごはんを食べさせ、着替えさせ、トイレに行かせ、歯磨きをさせ、仕上げ歯磨きをし、保育園に連れて行き、洗濯物を干し、布団を干し、家の掃除をし、夕飯の準備をし、風呂の用意をし、風呂に入れ、パジャマを着させ、夕飯を食べさせ、歯磨きをさせ、仕上げ歯磨きをし、トイレに行かせ、遊びにつきあい、皿を洗い、風呂を洗い、キッチンをきれいにし、ダイニングテーブルをきれいにふき、明日のご飯のため炊飯器をセットし、絵本を読み、寝かしつけをする。

 

だいたいの家は、この作業のほとんどを、もしかしたらすべてを、妻が負担しているはずです。

 

これだけのことをやっているのに、夕飯の皿を洗ったくらいでえらそうな顔を見てされたら、そりゃイラっとしますよね。

 

ぼくも、育休を取るまで、この妻の負担の多さと過酷さに、きちんと気づいてあげられませんでした。

 

幸せな結婚の継続のためには努力が必要で、その努力でもっとも効果が高いのが、妻の負担を肩がわりすることです。

 

そこを意識して、自分の行動を変えるだけで、夫婦関係は劇的によくなります。

 

なぜなら、そんなことをやっている旦那なんて、世の中にほとんどいないからです。

 

妻が満足できるレベルまで、妻の負担を肩代わりする習慣ができれば、妻からあなたへの信頼と尊敬は限りなく上がり、それによって、あなたの自尊心も満たさせ、心から穏やかな夫婦関係をおくることができるようになります。

 

実際、ぼくはそうなりました。

 

ぜひ、妻との関係で悩んでいる方は試してみてください。

 

具体的な実践方法や、その後にやるべきことなどは、執筆に1年、文字数8万字越えのnoteに詳しく書いてありますので参考にしてください。

 

結婚の満足度に関する調査は、シーナ・アイエンガー著「コロンビア大学ビジネススクール特別講義 選択の科学」を参考にしました。

 

また、夫婦関係を改善させるためのHow to本としては、ジョン・Mゴッドマン&ナン・シルバー著「結婚生活を成功させる七つの原則」が、わかりやすくておすすめです。

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